基本的にはよくなってるし、原作を尊重している感じはある。逆に言うとあんま変わってない。ちょっと遊びやすくなったFFT。オリジナルが完成されてるから余計な味付けできないというのは理解できる。さじ加減難しいよね。
Chapter 1が一番面白かったというか、リメイクした価値があったかもしれない。ミルウーダが名演技だった。抑揚が大げさすぎるかもしれないが、ファンタジーゲームだしこれくらいでいいんじゃないか?
Chapter 2はライオネル城のアグリアスとガフガリオンのやり取りの加筆が個人的に不要だった。今その話するか?性別がどうとか。アグリアス、ガフガリオンまわりだと「いまさら疑うものか!」周りの会話、なんでそこ加筆しちゃったの?ベオルブ家の人間ではなくて、ラムザという一個人を見ているのにそこをフルネームで言っちゃうのか。ガフガリオンも余計なセリフ増えて小者っぽくなっちゃってるし。短く端的であるからこそ、響く言葉もあるだろうに。
UI周りだとアビリティの習得と装備の導線がかなり悪い。というか、最初アビリティの付け方がわからなかった。装備からアビリティって。まぁ確かにアビリティを装備するんだけど、知ってるからそういう思考になるのであって、初見でそうはならんだろ。FF5とかで装備の欄にアビリティあったらかなり気持ち悪いかと。原作やっててこれだから、初めてやる人大丈夫か心配になる。導線の話に戻るとアビリティ取得して、戻って装備を選んで~っていう手間が結構めんどくさかった。今付けてるアビリティの確認もこの手順踏まないとダメだし。
棒は、最終的にはそこまで気にならない。チョコボの不思議なデータディスクが欲しい。